Natural Intelligence による記事要点まとめ
・楽天銀行から確認のメールが届いた。
・「お客さまカード」は個人情報のことである。
・操作の手間は少ないので早めに完了しておくべきである。
「楽天銀行株式会社」から 「【楽天銀行】お客さまカードの更新をお願いいたします」 というタイトルのメールが届きました。
私は楽天カードも持っていますので、一瞬「楽天カード」の情報の更新についてかと思いましたが、 送信元が「楽天銀行」ですので、そうではないようです。
まずは基本の送信元の確認ですが、ドメインとして「rakuten-bank.co.jp」と見えています。 本当は見えている部分だけで信用することには問題がありますが、今回はメール本文にフルネームが記載されているので、本物でしょう。
逆に言えば、このようなメールで名前が書かれていないとか、メールアドレスの @ より前の部分が書かれていたら、おそらくほぼアウト、詐欺メールでしょう。
メールのヘッダーまで確認すれば間違いありませんが、なかなかそこまでは難しいですね。
冒頭部分のみ引用します。
楽天銀行では、金融商品取引法などの法令・諸規則等に基づき、お客さまの知識、経験、財産の状況、契約を締結する目的などに適した商品を提供させていただくため、
お客さまカードをご入力いただいています。
また、お客さまカードのご登録内容を最新のものに保つため、
所定の期間にてお客さまカードのご登録内容の確認・更新をお願いしております。
ということですから、個人情報に関するものを「お客さまカード」と呼んでいるようです。
一定期間が経過したらこのようなメールにてお知らせをするので、ログインして情報を確認してね、ということらしいです。 操作方法についても書かれていますが、基本的には変更がない場合でも確認操作を行って欲しい、ということです。
メールの末尾に楽天銀行の URL が記載されており、表示と同じ URL ですので問題ありませんが、ブックマークからアクセスします。 ちなみに HTML メールですので、目で見える、表示されている URL にリンクしていると信頼することはできません。
MyJCB からの不審メール
MyJCB やメルカリなど、ときどき届く不審メールについて、どのように確認すればよいのか注意点を書いています。
メールの差出人で判断したり、「それらしいボタン」を押して進むのは危険です。
楽天銀行のページを開きます。 楽天カードの「楽天 e-NAVI」ではありません。
普段通りにログインします。
いきなり「お客さまカードの入力」画面が開きました。 ポップアップで「今すぐ確認する」みたいになるのかと思ったので、意外でした。
メールにも書いてありましたが、急ぎの場合はとりあえず「後で登録する」を選んでもいいようです。 次回ログイン時に同じようにこの「お客さまカードの入力」画面になるようです。
スクロールした先にあるのは、以前に登録した個人情報です。
氏名・住所・職業、金融資産などです。
外貨預金がある場合は、その投資目的なども登録されています。 私の場合は付与された楽天ポイントでアメリカドルを購入してみたので、外貨預金がある、ということになっています。
項目に変更があるようでしたら画面の指示に従って新しい情報に変更します。
変更があってもなくても画面下部に「次へ(確認)」ボタンを押す必要があるということです。
「お客さまカードの確認」画面になったら各項目を確認し・・・?
メールの指示では「更新」ボタンを押すようには書かれていません!
「戻る」ボタンがありますが、これだと先ほどの入力画面に戻ってしまいます。
かといってトップ画面へ遷移できるボタンもない上、 この画面からログアウトすることもできません。
このウィンドウをこのまま閉じるのは当然良くありませんから、 「更新」ボタンを押すしかありません。 なんだかメールの指示が中途半端ですね。
更新ボタンをクリックすると「お客さまカードの入力完了」画面になりました。 「次へ」ボタンだけが配置されていますが、更新がない場合はこの画面は不要ではないでしょうか?
たまたま今はその告知時期だったため、 「【重要】振込サービス休止のお知らせ」として、 計 5 日にまたがる長期の「他行との間の振込処理を休止」の確認画面になりました。 その期間に利用する予定はありませんが、ちょっと長すぎです。
これでやっとトップ画面になりました。
せっかくログインしましたから、画面最下部の「現金プレゼントサービス」を見てから終了します。
ちなみに私は
Windows ユーザーなら、マイクロソフトリワードに登録できますから、検索などでポイントを貯めて楽天ポイントなどに交換するとお得です。
単発記事をまとめた一覧ページです。
本サイトの新着情報を紹介しています。