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作成日 June 5, 2019
トップページ > Web 開発トップ > ads.txt を設置する

Web 開発

ここでは、Google AdSense 用の ads.txt ファイルの設置について、書いています。

Google AdSense ( Google が提供する広告配信サービス )  に登録して、広告を出せるようになりました。

設置から1か月弱、AdSense の ホーム画面上部に、以下のような「ads.txt ファイルが含まれていない」というメッセージが表示されました。 いつから表示されていたのかはわかりませんが、ads.txt ファイルとは何でしょうか?

要注意-ads.txtファイルがないメッセージ

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ヘルプのリンクを開く

投稿 June 5, 2019

このメッセージにはリンクとしては「ヘルプ」しかありませんので、クリックしてみます。

該当する AdSense ヘルプのページが、別のタブで開きました。 そこには大きく「ads.txt で認定販売者を宣言する」と書かれています。

文章を読んでも、あまり意味が掴めません。 おそらく、広告コードを含むページが不正に書き変えられて収益が他者に計上されることを防ぐために、 ads.txt ファイルを設置して、そこに ID を書き込んで、一致していない場合には阻止できる、ということのようです。

そこにも書かれているように、それだけなら、設置したほうがいいのでしょう。 ただ、気になる注意書きがあります。

注: ここでご紹介しているのは、Google のサービスをご利用のサイト運営者様が ads.txt を作成される場合の手順です。他の SSP ( Supply-Side Platform ) やエクスチェンジをご利用の場合は、そのサービスの運営元にご相談ください。

ここで紹介されている方法を実施すると、Amazon アソシエイト や LinkShare の広告が無効になるのかも知れません。

Amazon について調べてみたのですが、
https://www.amazon.co.jp/ads.txt
が設置されていますが、 コメント ( # 以降の文字はコメントとして認識されるようです。 ) しか入っていませんので、少なくとも 現時点 ( 2019 年 6 月 5 日 ) では対応していないと考えられます。

楽天リンクシェアは、Google の検索ではみつかりませんでした。 ads.txt へのアクセスを試みましたが、設置されていないようですから、非対応なのでしょう。

バリューコマースも同様に、Google 検索では情報がなく、ads.txt も設置されていないようですので、非対応なのでしょう。

なので、Google AdSense 用に、ads.txt を設置することにしました。

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そもそも ads.txt とは

投稿 June 5, 2019

そもそも、ads.txt の "ad" の部分が広告を意味している、のではないようです。

AdSense のヘルプページの文中にある IAB とは、the Interactive Advertising Bureau という組織のことで、 ads.txt の ads は、Authorized Digital Sellers(認定デジタル販売者)の略だそうです。

すなわち、IAB という組織が進めている、デジタル広告配信の安全性を高めるための仕組み、ということになりそうです。

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AdSense 用に ads.txt を設置する

投稿 June 5, 2019

AdSense のヘルプページの手順通りに、設置してみます。

ads.txt というテキストファイルを作成し、

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

という行を書き込んで、ルートに置けばいいそうです。 本サイトの場合は https://straightapps.com/ads.txt でアクセスできれば良いということになります。

注意として、上記で pub- の部分、自分のサイト運営者 ID に置き換える必要があります。 サイト運営者 ID は、AdSense のホーム画面で左上の三本線のメニューを選び、 アカウントアカウント情報と選ぶと、表示されます。 html の head タグ内に書き込んでいる、AdSense の自動配置スクリプトにも同じ文字列が見つかります。

ここで、pub- 以降を間違えると、自分のサイトなのに正しくない広告枠として認識されてしまいそうですから、細心の注意が必要です。

ads.txt 内では、# で始まる行(行の途中からでも可)はコメントになるようですから、私は設置した日付を記入しておきました。

アップロードしたあと、試しにアクセスしてみると、そのままの内容が表示されました。 なお、アカウント情報にある「サイト運営者 ID」はオープンにしても問題のない情報ですが、 「お客様 ID」は、秘密にしておかないといけないようですから、間違えないようにご注意ください。

さらに念のため、DataSign 社が提供している  ads.txt チェッカーでも調べておきます。 URL(本サイトの場合は https://straightapps.com/ads.txt)を入力すると、設置場所、文字コード、構文のチェックを自動的に行ってくれるということです。 fe.datasign.co からのクッキーを受け入れる設定にしていない場合には、アクセス禁止エラーになるようです。

Windows で普通に作成したテキストファイルで配置したところ、utf-8を使うように出力されました。 文字コードを UTF-8、改行コードを CF+LF で保存して、 「入力された ads.txt をチェック」ボタンをクリックすると、警告はなくなりました。 下の部分には入力した全3行が表示され、いずれも行頭に○印が付いていますので、これで良さそうです。

AdSense のホームに戻ると、ads.txt ファイルがないというメッセージは、消えていません。 AdSense ヘルプページの「次へ:ads.txt ファイルのクローラビリティを改善する」ボタンを押すと、 Google は、24時間ごとに、ads.txt をクロールして内容を確認すると書かれています。 メッセージが消えるまでに、最大24時間かかるのかもしれません。

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関連トピックス

そこが知りたいads.txt!書き方は?設置方法は?導入するとどうなるの?
fluct magazine 様の上記記事が参考になりました。

【ロリポップ×ワードプレス】Google AdSense向けのads.txtを設置した話
あかえほ 様の上記記事も参考になりました。

Google AdSense に登録する
AdSense 広告を出すための、サイトの申請手順を記録しています(2019 年 5 月)。


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