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投稿 December 6, 2021
トップページ > Windows トップ > Win10 の「送る」を便利に使う
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Windows 開発
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ここでは、Win10 の「送る」を便利に使う方法について、書いています。

Windows 10 では、特にフリーソフトなどをインストールしなくても、 右クリックメニューから簡単にファイルを圧縮し、 zip ファイル ( パスワードは付けられません。 ) を作成できます。

とりあえずデスクトップに作成したドキュメントファイルも、 右クリックメニューから「ドキュメント」フォルダーにコピーできます。

メールソフトにファイルを添付して送信することも、 まあ、この機能については通常利用しませんが、右クリックメニューから行えます。

DVD-R などの外付けドライブが接続されていれば、 右クリックメニューから書き込み準備を行うこともできます。

いずれも、対象ファイルを右クリックし、表示されたポップアップメニューの「送る」にあるアイコンを選びます。

これをうまく使えば、Windows のファイル操作が便利になります。

ただ、Windows の「親切な」設計により、 「送る」フォルダの本体を 見つけるのは困難 ( 本当は簡単な方法があるのかも知れませんが。 ) です。

▼ セクション一覧

「送る」の使い方
便利な使い方

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「送る」の使い方

投稿 December 6, 2021

まずは、「送る」の使い方を再確認です。

デスクトップにあるファイルでも、エクスプローラーで表示させたファイルでも、 どうにかしたいファイルを右クリックして、 ポップアップメニューを表示させます。

太字になった「開く」が一番上にありますが、 ファイルをダブルクリックして実行されるのが、この太字のコマンドになっています。

右クリックしたファイルの種類によっては、 「印刷」や「編集」が続き、 印刷したり、拡張子に関連付けられたプログラムで開けます。

右クリックメニューにコマンドを追加するプログラムをインストールしている場合は、 「スキャン」や「Acronis True Image」などが追加されたりもします。

さらに下に行くと、「プログラムから開く」があり、 マウスポインタを乗せるとプログラム名が表示されますので、それを選ぶと、 デフォルトになっていない別のプログラムで、そのファイルを開けます。

さらに下に、「送る」があります。

マウスポインタを乗せると、 「Bluetooth デバイス」や「FAX 受信者」などが並ぶサブメニューが表示されます。

使いやすいものは、例えば「shared フォルダ」です。 これを選ぶと、デフォルトでネットワーク内で共有できる設定となっている、 多くの場合は C:\\shared となっている shared フォルダに、そのファイルがコピーされます。 これで、同一ワークグループに参加している PC から参照できるようになります。

最も価値があると思うのは、「圧縮(zip 形式)フォルダー」です。 1 つ、または複数のファイルを選択した状態でこれを選ぶと、 そのフォルダに zip 圧縮されたファイルを作成してくれます。 ファイル名を指定することはできませんので、できたファイルをリネームする必要があります。

デスクトップ(ショートカットを作成)」では、 そのファイルのショートカットがデスクトップに作成されますので、 そのファイルへのアクセスが簡単になります。 作成されるのは「ショートカット」ですので、複製ができるわけではありません。 デスクトップに作成されたショートカット、つまりアイコンの左下に矢印が付いていて、 そのファイルの「プロパティ」を見ると「ショートカット」タブで開くものは、 不要になったら削除して構いません。 参照先のファイルは削除されません。 この場合、元の場所にあるオリジナルのファイルは削除してはいけません

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便利な使い方

投稿 December 6, 2021

「送る」には単に「送る」フォルダの内容が表示されているだけです。 そこにフォルダへのショートカットや、プログラムを起動するショートカットを作成すれば、 自分のための送る機能を追加できます。

送る

上のイメージで、左側の列、「右クリックメニュー」で追加されている「Acnonis True Image」は、 Windows システムの入ったディスクもコピーできる、ユーティリティです。 システム SSD を容量の大きなものに交換したときに使用し、追加されたものです。

アイコン システム SSD を大容量のものに交換する
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右側の列、「送る」で表示されている「TeraPad」が、新しく追加したプログラム名です。 これはテキストエディタです。

まずは、「送る」フォルダの場所を突き止めます。

エクスプローラーを起動 ( 画面左下のスタートアイコンを右クリックし、「エクスプローラー」を選ぶと開けます。「タスクバーにピン留めする」しておくのがおすすめです。 ) し、PCC: ドライブにある ユーザーフォルダに、ユーザー情報が入っています。

Windows のログイン用ユーザー名の一部が使用されたフォルダがありますので、それを開きます。 このフォルダに、個人の設定情報が入っています。

ここに「SendTo」フォルダへのショートカットがありますが、 開こうとしても「場所が利用できません」のメッセージボックスに 「アクセスが拒否されました」と書かれていて、アクセスできません。

で、すぐに見つからないので、ここで諦めることがありますが・・・。

ユーザー名フォルダを開いたあと、 AppData フォルダを開きます。 続けて Roaming フォルダを開きます。 ローミングと言えば、通信回線契約で契約会社と提携している会社のサービスを利用するときなどに使う用語が思い浮かびますが、 どういう意味で名付けられているのかはわかりません。 原形の roam は、「歩き回る」とか「ぶらつく」とか、そういう意味です。

さらに Microsoft、 そして Windows と選びます。 難しいですね。

するとやっと SendTo の本体が見えますので、 それを開くと、右クリックメニューから表示される「送る」の内容が見えます。 なお、設定によっては desktop.ini ファイル ( 隠しファイルに設定されていて、初期状態ではエクスプローラーは隠しファイルを非表示にしていると思います。 ) が見えますが、管理ファイルですので、気にする必要はありません。

まずは簡単な、ファイルのコピー先フォルダを追加する手順です。

この SendTo フォルダが表示された状態でエクスプローラーを置いておき、 もう 1 つ、エクスプローラーを開きます。

新しく開いたエクスプローラーでコピー先フォルダを開き、 フォルダ名を右ボタンでドラッグし、 SendTo を開いているエクスプローラーの、SendTo の内容が表示されている部分にドロップします。

表示されたポップアップメニューから、「ショートカットをここに作成」を選べば、 そのフォルダへのショートカットが作成されます。 フォルダ名のあとに「- ショートカット」と付いてしまいますので、 ファイル名を書き換えれば見やすくなります。 指している先は変わりませんので、自由なファイル名に書き換えできます。

次は、ファイルを開くプログラムを追加する手順です。

Windows ではデフォルトで、テキストファイル類は「メモ帳」で開くようになっています。 例えば「新しいテキスト ドキュメント.txt」であれば、ダブルクリックするとメモ帳で開かれます。

シンプルなテキストエディタ「TeraPad」は、 html の編集などもしやすいツールで、「インストールアプリ」とありますが、実際にはインストールしなくても使えます。

プログラムのコピー先のフォルダを開き、TeraPad.exe をクリック、 右ボタンでドラッグし、 SendTo を開いているエクスプローラーの、SendTo の内容が表示されている部分にドロップします。 フォルダの場合と同じように、「ショートカットをここに作成」を選べば完了です。 ファイル名の「- ショートカット」は削除したほうが、見やすいでしょう。

基本的には、プログラムファイル .exe にファイルをドロップして開けるものであれば、 同様のやり方で追加していけると思います。

並び順に自由度はないようですが、 プロパティを見る限り、.lnk になっている拡張子を変更できれば、 その情報の書き換えにより何とかなりそうが気がします。

ただ、拡張子 .lnk を下手に扱うと大変なことになる可能性があるようですから、うかつには試せません。

Microsoft コミュニティの 「拡張子を「.lnk」に変更したら元に戻せなくなった」 や JPCERT の 「ショートカットファイル内に残る攻撃者の開発環境の痕跡(2016-10-11)」 は、いざというときの助けになるかもしれません。

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