Natural Intelligence による記事要点まとめ
・突如 Win11 で Edge を起動できなくなった。
・再起動しても手順通りに修復操作を行っても変わらず。
・いったん InPrivate ウィンドウを起動したら回復できた!
昨日、2025 年 7 月 22 日、Windows 11 で Edge を起動できなくなりました。
タスクバーにピン留めした Edge のアイコンから Edge を起動しようとすると、 一瞬真っ白い画面が表示されるものの、自動的に閉じてしまいます。
Chrome や Firefox は普通に起動できていますので、Edge 特有の問題と思われます。 関係あるかどうかは不明ですが、Copilot も起動できています。
更新プログラムに不具合があって、単に待っていれば回復するのでしょうか?
Chrome と Firefox が起動できますからネットのブラウズに問題はありませんが、すぐに正常化する方法を探しました。
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投稿 July 23, 2025
まずは基本中の基本、Windows の再起動です。
当該の DELL のノート PC は、更新プログラムの適用などがなければなかなか再起動しませんので、 単純にそれで回復する可能性がありそうです。
しかし、予想通りとはいかず、Windows を再起動しても変化はありませんでした。
そういえば、今の Windows は初期状態で「高速スタートアップ」が設定されていて、 シャットダウンから再起動しても完全な再起動なわけではなく速度重視の再起動になっている、という記憶がうっすらあります。
調べてみると、以下の手順で現在の設定を確認でき、高速スタートアップをオフにすることもできます。
まずはタスクバーの Windows アイコン、
新しいウィンドウが開いたら、「コントロールパネル」を見つけて開きます。
また画面が開いたら「ハードウェアとサウンド」を開きます。
コントロールパネルと設定を統合しようとしている(はずの)マイクロソフトですが、この操作は非常に難しいですね。 とりあえず複雑な手順なく、ここまで来れるようにして欲しいです。
今度は「電源オプション」を選びます。
個別の項目へも直接いけるようですが、今は電源オプションと書かれた緑の文字をクリックします。
画面左側の「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。
ついに、画面のしたのほう「シャットダウン設定」の欄に 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」があり、チェックが入った状態になっていますが、 このままでは変更できません。
画面上部にある「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックしなくてはいけません。
普通に Windows を利用している場合は気にしなくてもいいと思いますが、 シールドアイコンが付いていますので管理者権限が必要でしょう。
「シャットダウン設定」の欄のチェックボックスが利用可能になりましたので、 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、 「変更の保存」ボタンをクリックすれば完了です。
これで再起動してみます。
ハードディスクだと違いがわかるのかもしれませんが、 SSD から起動している場合はほとんど違いがわかりません。
そして高速スタートアップを行わないで再起動してみても、Edge を起動できないことに変わりありませんでした。
上記と同様の手順によって高速スタートアップをオンに戻して、このセクションは終わりです。
Edge で .mp3 をダウンロードする
Edge では危険を含むファイルをダウンロードするのは難しくなっています。
それでも mp3 ファイルをダウンロード可能です。
投稿 July 23, 2025
「設定」で Windows Update の状態を確認すると、すべて適用された状態でした。
そういえば最近、一部の機種で更新プログラムの問題で Windows を起動できなくなる、 という恐ろしい問題があったようですから、更新プログラムの影響を受けたのかもしれません。
再起動したときに、バックアップの設定に関する画面が表示されていましたから、履歴を表示して確認します。
が、Windows Update の「更新の履歴」をみても、最近インストールされたものはありませんでした。 すなわち更新プログラムの影響を受けたのではなさそうです。
ということは、Windows Update の問題であって待てば修正版が配布されて修正される、という可能性は低いでしょうか。
投稿 July 23, 2025
これは簡単に回復できそうにありません。
マイクロソフト公式の 「Microsoft Edge が動作しない場合の対処方法」 を参照しましょう。
「Microsoft Edge が開かない場合」が該当しますので、確認します。
4 つのうちの 1 つ目は 「コンピュータを再起動します。」 ですが、もうやってみて、ついでに高速スタートアップをオフにしてみてもダメでした。
2 つ目は 「デバイスで悪意のあるソフトウェアをスキャンする」 です。 私はマカフィーリブセーフを入れていますし、このとき特に操作はしていませんから、これではないでしょう。
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3 つ目は 「サードパーティーのセキュリティソフトウェアが最新の状態であることを確認する」 ですが、これも最新となっていました。
Copilot の回答としては、セキュリティソフトのスキャンと競合している可能性を指摘されました。 試しにマカフィーリブセーフのリアルタイムスキャンを一時停止してみましたが、Edge を起動できないことに変わりありませんでした。 なお、リアルタイムスキャンを一時停止する手順の詳細は次のセクション「Livesafe のスキャンを一時停止する手順」に書いています。
ちなみにこの Edge を起動できない問題は、Copilot によると一部の Win11 環境で報告されている不具合だそうです。
そして最後にあるのが 「修復 Microsoft Edge」 です。
できれば試したくはありませんが、仕方ありません。 「修復」を行ってみます。
Windows メニューから「設定」アプリを開いて、左側から「アプリ」を選択します。
右側に表示される項目から「インストールされているアプリ」を選択します。
インストールされているアプリの一覧が表示されますので、「Microsoft Edge」を探します。
枠内右端にある横 3 点アイコンをクリックすると、 「変更」と「アンインストール」が表示されますが、「アンインストール」はグレーで選択できません。
「変更」をクリックします。
「ブラウザーのデータと設定は影響を受けません」とありますので、「お気に入り」が削除されたりすることはなさそうです。 開きっぱなしにしていたグループのタブは、もしかしたらなくなってしまうかもしれませんが、それだけなら良しとします。
「修復」をクリックすると、修復作業が始まります。 逆に言えば、ここまで来てもキャンセルできる、ということです。
「修復」という操作ではあるのですが、実際には新規にダウンロードして、インストールを行っているようです。
特に長い時間がかかることもなく、順調に完了しました。
しかし Microsoft Edge の修復を実行しても、Edge が起動できないことに変わりはありませんでした。
ですので、データが保全されているかどうかもわかりません。
投稿 July 23, 2025
以下、探した中ではこのような指示はなかったのですが、試してみた結果です。
まず、「管理者として実行」をしても起動できず、でした。
Windows メニューから「すべてのアプリ」を選択して Microsoft Edge を見つけたら、 Shift を押しながら右クリック、さらに「詳細」の「管理者として実行」を選択、です。
しかし 「新しい InPrivate Window」 を選択すると、Edge を起動できました。
タスクバーにある Edge のアイコンを右クリックして「タスク」メニューを表示させます。 タスクバーに Edge のアイコンをピン留めしていない場合は、 Windows メニューから「すべてのアプリ」を選んで Microsoft Edge を見つけ、同様の操作を行います。
すると InPrivate ウィンドウ、つまり閉じたときに Cookie や履歴を削除して安全性を高めているモードで Edge が開きました。
お気に入りなども普段と同じように使えますが、 このモードだと Cookie や履歴が削除されるため、ログイン済みのサービスなどではログインしていない状態となります。 また、このモードでログインしても、次回のアクセスではログイン状態を覚えていてもらえません。
このモードから「新しいウィンドウ」を選ぶと、通常のウィンドウを開けました!
残念ながら、開きっぱなしにしていたグループのタブはなくなりました。
でも大丈夫です。 少なくともいくつかは履歴から救い出せる・・・と操作して見ると、 「最近閉じた項目」に開いていたすべてのタブがグループになっていて、そこから一気に復活できました。
ここでいったん全部のウィンドウを閉じました。 そして Edge を起動すると、無事に起動できました。
しかしグループ化していたタブが再びなくなりました。 先ほどと同じように「履歴」の「最近閉じた項目」を開くと、復活できました。
グループ化していたタブがなくなってしまった原因としては、 InPrivate ウィンドウと新規に開いた通常のウィンドウを閉じるとき、 先に(グループを復活させた)通常のウィンドウを閉じ、 InPrivate ウィンドウから開いた(グループのない)通常のウィンドウを閉じ、 そのあと(グループを復活させていない)InPrivate ウィンドウを閉じたためでしょう。
「最近閉じた項目」からグループを一気に復活させると、 新しいウィンドウが開かれて Edge ウィンドウが 2 つになっていましたので、 今度はグループを復元していないほうのウィンドウを先に閉じ、グループがあるほうを最後に閉じました。
この手順で Edge を再起動してみると、ちゃんとグループも復元されて起動できました。
これで無事に元通りになったと言えます。
たまたまうまくいったわけですが、このような手順は意外でした!
投稿 July 24, 2025
マカフィーリブセーフのリアルタイムスキャンを一時停止するための手順を、ご参考までに記録しておきます。
まずはタスクバーの右下にある、上向きの矢印(不等号みたいな形です)をクリックして開き、 赤いマカフィーのアイコンをクリックしてメニューを表示させ、「マカフィーを開く」で画面を開きます。
画面の左端に縦に並んでいるアイコンのうち、 四角が 4 つ並んでいるアイコンをクリックして、メニューを開きます。
そして開いたメニューを少しスクロールさせて、「デバイス」の欄にある「リアルタイムスキャン」を選びます。
「ウイルス対策」のページが開き、最初に「リアルタイムスキャン」セクションが見つかります。
「リアルタイムスキャン:有効」となっているはずですので、 その右端にある「無効にする」ボタンをクリックします。 このボタンをクリックしただけでは無効になりませんので、安心して試せます。
ポップアップが表示され、スキャンを停止する時間を選択できます。
選択できる時間は「15 分後」、「30 分後」、「45 分後」、「60 分後」と表示されますが、 その部分は実はスクロールでき、「パソコンを再起動するタイミング」や「実行しない」も選べます。
無効にする時間を選択して「無効にする」ボタンをクリックすると、無効の期間が始まります。
先ほどは最短である「15 分後」を選択して Edge の再起動を試しましたが、 その場合でも 15 分経つまでスキャンできないわけではなく、 この画面から即時に有効に戻せますので、適切かつ十分な時間を選べばよいでしょう。
閲覧できない海外ウェブサイトを見る
日本から海外のウェブサイトにアクセスすると、攻撃者でもないのにブロックされることがあります。
地域制限(ジオブロッキング)が働いている場合は、VPN 設定で回避できます。
地域制限により、日本からアクセスできない海外のウェブサイトがあります。 VPN を利用すれば、仮想的に別の地域にいることにでき、アクセスできるようになります。
無料で利用できるディスクのクローンツール Acronis True Image ですが、 そのシステム保護が原因で自作のプログラムが動作しなくなることがあるようです。
Windows の Edge ブラウザでは mp3 など危険性があるファイルをダウンロードしにくいので、その手順を確認しています。
あるとき、Amazon でカートに商品を入れる操作でエラーとなっていまい、アプリ以外から購入できなくなってしまいました。
Windows の開発と操作に関する記事をまとめた Windows 開発トップ もご覧ください。